骨の髄まで

 8時前起床。
 Cによると、五部林は「試合前にRと自主練する」ということで、7:30過ぎには家を出たらしい。今日は、サッカー部の練習試合だった。先週、初出場、初ゴール、という偉業を成した*1五部林だが、今日の相手は箕面市のクラブチーム(学校の部活ではない)ということで、(試合に出られるかどうかはわからないのに)昨夜(ゆうべ)から少々緊張した面持ちだった。

 9:30試合開始のホイッスル。
 試合当初は、2年生+1年生(サッカー経験者のLくんのみ)のメンバーが出場(3年生は不在)。五部林は「副審(旗を持って主審には判断できないファウルやオフサイドなどの判定をする)」からのスタート。オフサイドもまだ覚束ない五部林なのに大丈夫かなと思いつつ、先週はiPhone13で動画を撮っていたけど、今日は、先月・今月の五部林の卒業式・入学式のために(中古で)購入したビデオカメラ(PanasonicHC-VX2MS」)で撮影をスタート。

 試合は、はじめからどんどん自陣内に押し込まれており、やはり明らかに先週の相手とは格が違っていた。それでもなんとか守っていて、少しの隙を付いて、我がY中が1点先取。その後すぐに先生から呼ばれて、五部林出場。中盤の右ボランチで、先週のようにあまりボールには触れていなかったけれど、けっこううまく立ち回っていた。我が息子ながら、1年生で、先週初めて本格的な試合に出たにしては、視野が広く、展開を予想できているように見えた。
 初めて知ったのだけど、中学生のサッカーの試合は、前後半30分ずつ、合計60分だそうで、五部林は後半の途中まで試合に出ていた。我がY中は、その後、2年生がもう2点入れて、1試合目は3-0で勝利。クラブチーム相手にすごい、と思ったけれど、後から聞いた話では、どうやら相手チームは中学1年生だけのチームだったらしい(そして、交代要員も1~2人ぐらいしかいなかった)。

*

 2試合目は、1年生中心のチームで、2年生は2~3名がディフェンスにいる状態でスタート。攻撃する時間はあまりなかったけれど、
前半はけっこう守っていた。ただ、後半になって、やはり体力的な差が出たのか、ゴール際で判断ミスが連続して起こって、続けて2点入れられ、後半途中で2年生に交代したものの(五部林はまた副審)、結局点は入れられず、0-2で敗戦。
 でも、五部林含め、みんなとてもがんばってボールを追いかけていた。

 その後、Y中学のみんなと、試合を見に来ていた卒業生(高1)の子どもたち5人ぐらいが入って3試合目。卒業生たちは力が有り余っているようで走り回っていたけれど、現役生たちは、五部林含め、もうクタクタなようで足が止まってしまっており、試合もメリハリのないものになっていたように思う。
 13時前終了。Cと、観戦に来ていた保護者の知り合いに「先に帰りますー」とあいさつをして帰路。

*

 帰路の途中、家とは逆方向だったけれど、セブン‐イレブンに寄って「Google Playギフトカード 」と「プレイステーションストアカード」を購入。どちらもキャンペーン*2に応募するため。実は先日、ファミリーマートで「ニンテンドープリペイドカード」も購入したのだけど、それもまたキャンペーン*3に応募するためだった。ゴールデンウィークやお正月などに開催される、コンビニのキャンペーンでプリペイドカードを購入して、少しだけでもサービス付与されたその残高(の範囲内)でゲームを購入する(といっても、最近ほぼ遊べてないのだけど)というのが、ぼくのここ数年のスタイル。

*

 帰宅して、Cがつくってくれた焼きそばを食べていると、五部林も帰宅。
 「ごめん、お腹いっぱいやからご飯いらんわ。とにかく疲れた。寝る」と言って、自室に。試合の日は、軽食を持って行かせてるのだけど、試合後にCのつくった「おにぎらず」を食べて、それで満腹になってしまい、何より、ほんとうに疲れたのだと思う。
 昼食中、Cから、試合を観戦に来ていたお母さんから聞いた「学校・先生・地域情報」を共有してもらう。ぼくは、五部林が生まれ、仕事を辞め、主夫をしていたときから、こういう情報を母親(女性)から聞き出したり、情報交換をしようと試みていたけれど、やっぱりこういう情報収集は女性が得意だし、何より(一応)男性のぼくには、世の母親(女性)たちは、敏感な(少し他の人の悪口っぽいことも含む)情報を提供してくれはしないことがよくわかっている。今日聞いた情報の中には「えーっ!?」と驚くものも少なからずあったけど、それはやはりここには書けない。

 昼過ぎから雨が降り出し、ぼくは自室で、先日(4/26)のコミュニティ協議会の議事録を作成。
 15時すぎ、「遊びに行ってくる」と五部林が言うので「疲れてんのに大丈夫なん?」と訊くと「うん、ちょっと寝たら元気になった気がする」と日焼けして赤くなった頬で答えた。
 ひととおり議事録が完成したので少し横になってiPad楽天kobo)で魚豊『ひゃくえむ。』(講談社)を読んでいると、Cが「じゃあ、行ってくる」と、車に乗り、実家に出かけた。明日の午前中、お義母さんの通院があり、それに付き添うためだった。昨年からCは月に一度は、Cの弟のTくんといっしょに(または交代で)通院に付き添っている。

 夕食は、Cが昼につくってくれた焼きそばの残りと、テキトーに残ってた野菜でサラダをつくった。
 五部林は、試合中に感じていたいろんなことを話してくれた。そして、試合よりも熱心に話したのが「プロスピAプロ野球スピリッツA)」のことで、ガチャで、千葉ロッテマリーンズ澤村拓一が出たらしく、彼がめっぽう「強い」のだとか。
 その後(算数ではなく)数学の宿題をやっていたようで、ぼくに分からないところを訊きにきた。「負数」を習い始めたみたい。分からないのは、ていねいに問題文を読んでいなかったからで(たしかに、少々意地悪な問題だったけれど)、小学生の頃から五部林はそういうところでよくつまづいている。

*

 今日は「昭和の日」だったと気づいたのは、夜遅くなってからだった。
 そんな夜になって、一昨日・昨日の“焚き火会”の画像が、LINEグループのアルバムにどんどん追加されていた。
 息子と同い年(12才)のMくんやTくんと、宇宙や環境持続社会(SDGs)について、けっこう本気に、そしてけっこうぼくの方から突っかかって*4語ったりしていたことを、正直後悔していたのだけど、Mさんから「両親とは違う考え方を持っている大人と長い時間話をして、自分の考えを聞いてもらって、すごく刺激的で楽しかったようです」とLINEで言ってもらえてうれしかった。

 …そうだな、親には言えないことを言える大人がいるって、すごく大事なことかもしれない。それが、たとえ間違っている(自分とは違う)意見を持っている人だとしても。
 そのMさんからのメッセージを見て、ぼくは山田太一脚本のドラマ「早春スケッチブック」(1983年)を思い出した。山﨑努が演じる沢田竜彦のことば、

「ありきたりなことをいうな。お前らは、骨の髄まで、ありきたりだ」

 を思い出した。
 ぼく自身は「骨の髄まで、ありきたり」というか、「ありきたり」にさえなれていないただの「うらぶれオッサン」だけれど、MくんやTくんにとって、星空と焚き火のなか、「そういや、お父さんの友だちの変な酔っ払いのオッサンおったな」と思ってもらえるくらいに人になっているといいな。

 五部林にはそういう大人がいるだろうか。


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*

 眠る前に、今日、五部林の試合を撮影していてすぐにビデオカメラのバッテリーがなくなったので(中古を買ったからかもしれない)、予備のバッテリー(VW-VBT380-K)をヨドバシ・ドット・コムでポチリ。

 

*1:遺伝なんて信じない - 〒カワチ日手紙〒-又ぞろ-

*2:(~5/7)セブン‐イレブン|Google Play ギフトカード 選べるデジタルコードプレゼント!キャンペーン
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*4:ぼくは昨今のSDGsとかLGBTQ+とかについてはけっこう懐疑的だったりするのだけれど、12才の彼らは学校などで教えられたそれらに対して純粋に「~しなければならない」と考えているようだったので、「もっと好きなように生きてもいいんじゃないか?」というようなことをひたすら言っていた。そしてTくんは、ぼくのそんな絡みに関しても理路整然と異論(「反論」ではなく)を言ってくれたりしたのもすごくうれしかったし、頼もしかった

例えば、から始まるめんどくさい感じ

8時前、起床@MSR「エリクサー2」(テント)@南山城ネイチャーヴィレッジTONDA@京都・南山城村
 昨夜(ゆうべ)けっこう飲んだにしては、快適な朝。ただ、買ったばかりのテント内は、焼酎臭が充満していて、どうやらコップに入れていた焼酎をテント内でこぼしていたらしい。テント内で「本を読もう」なんて(どうせ酔っ払って寝ることしかできないのはわかっているのに)持って来ていたiPadもベタベタ(なんとか電源は入った)。

 キャンプ場を10時にチェックアウトしなければいけないので、パンだけ食べて急いで片付け。
 新しいテントは、立てるのも簡単だったけれど、畳むのも簡単だった。
 南山城ネイチャーヴィレッジTONDAは、初めて訪れたキャンプ場で少し不安だったけれど、とても快適だった。このゴールデンウィークは連日予約は埋まっているらしく、でも、自宅から下道だけでも1.5時間ぐらいで来られる距離で、今度は平日ふらりと第2キャンプフィールドに、ほんとにソロで訪れてみるのも良い。

*

 もう1泊するMさん一家とNさん一家にあいさつをして、キャンプ場撤収後、数人で近くの「島ケ原温泉やぶっちゃの湯」(三重・伊賀市)へ。眼下に木津川が見える良い温泉。着替えを持って来ていたのに、こちらも「焼酎漬け」になっていたので、煙臭いTシャツ(「進撃の巨人」リヴァイ兵長)を再度着る。

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 KNさんら3人は、今日は「山十野営地キャンプ場」(三重・伊賀市)に移動してもう1泊されるので、温泉でみんなと別れてぼくは帰路へ。なんとなくこの山と田畑の風景をドライブ。昼食は、ローソンで買った冷たいそばとオニギリを車内で済ます。寝不足が2日間続き、且つ満腹になると、どうにも眠くなって、名阪国道の道の駅「針テラス」(奈良市)で仮眠。駐車場は、ものすごい数のツーリングのバイク。
 針テラスの売店で、Cと五部林のお土産(鹿サブレ・赤福餅・「大仏の螺髪クランチ」)を購入。

 そこから北上し、あとはひたすら国道163号を西へ進み、途中何度か休憩も挟んだので、帰宅したのは17時すぎだった。Cも五部林も不在だった。荷物を下ろし、片付け。テントと寝袋は、天気の良い日に洗って干すことにした。今日の日中は30度を越す暑い一日だった。

*

 19時すぎ、Cのつくってくれた(ぼくがキャンプに持って行って食べなかった)焼き鳥で3人で夕食。Netflixで「ダンジョン飯」(4・5話)を見ながら。
 五部林は、明日はサッカー部の練習試合。けっこう強いと噂のクラブチームが相手らしく、少々緊張気味だった。

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 満腹になったら、またすぐに眠くなり、自室に戻って衆院補選(東京15区・島根1区・長崎3区)の結果*1を確認したり、YouTubeでReHacQ「【東浩紀vs西田亮介】民主主義は機能不全?お酒飲みながらまったり雑談【高橋弘樹】」を見てたら、知らない間に寝てしまっていた。けっこう面白い「雑談」だった。またゆっくり見返したい。希望と絶望(宮台真司内田樹)みたいなことが語られている。
 先日、

「濁ること」と「濁っていること・もの・人を尊敬する」ことは違う。乙武さんは、まだ自分が「清い」側にいると自覚していることがズルイと感じる。

 と書いた*2けれど、まさか日本保守党の候補に5,000票も負けるとは乙武洋匡氏も予想していなかっただろう。東浩紀さんの言い方になぞらえるのなら、乙武さんは「清い」というか、すでに「権威」の側にいる自覚がやっぱりなかったのかもしれない。田原総一郎さん並に。

*

 昨夜(ゆうべ)、酔っ払って送ってしまった、25年前ぐらいの彼女・AちゃんへのLINEに返信が届いていた。
 「例えば、元気な姿でいかりや長介的な『おいっす』ができますか?」って、そんなバカみたいな内容を20年ぶりに送ったのに「げんきー?/『例えば』から始まるめんどくさい感じが●●くんらしいね笑(好意のコメントです)」と。
 申し訳ないやら、うれしいやら。

時の過ぎゆくままに

 8時すぎ、起床。
 9時からサッカー部の練習がある五部林と軽く朝食を摂り、「ザバス(SAVAS)ジュニアプロテイン(ココア味)」を牛乳に溶かしてふたりで飲む。ぼくが子どものころに飲んでいた「ミロ(MILO)」との味の違いがわからない。背が小さく、体の線も細い五部林は、サッカー部の先輩たちが「ザバス」を飲んでいることを知り、飲みたくなったみたい。

*

 朝食後、“焚き火会”の準備を始める。
 家族でのキャンプと、ソロキャンプの違いがよくわからないので、ひと通り車に積めたら、けっこうな量になってしまった。キャンプに行くときは、たいていCが準備も片付けもしてくれるので、道具が仕舞ってある場所をまだ寝ているCに尋ねながら。
 テントは家族用(3~4人用)の大きなものしかなく、かなり重い。そして、いつも立て方がわからず、イライラする。よって、予定よりも少し早めの10時半過ぎに家を出て、石井スポーツ(リンクス梅田店)へ。年に数度使うか使わないかのぼくには少々もったいないような気もしたが、店員さんにも相談し、軽さ(2,770g)、居住性(テントの中の広さ)を重視し、幾分安くなっていたMSR「エリクサー2(37032)」を購入。「ほんとうに、これ、テント?」というぐらい軽くて小さい。ソロキャンプでも2人用ぐらいがちょうど良いらしい。MSR(Mountain Safety Research)というブランドは初めて知った。

*

 テントを車に積んで店を出ると、雨が降り出してきていた。
 それほど急ぐわけでもないけれど、梅田入口から阪神高速に乗って、環状線東大阪線→第二阪奈道の宝来出口で降り、どこかで昼食を食べよう、うん、ラーメンが食べたいと思い、「天スタ(天理スタミナラーメン)」(平城店)へ。「天スタ」初体験。クタクタになった白菜が、少し辛いスープにとても合っていて、美味しかった。
 満腹になると、眠気が襲ってきた。少し休みたい気もしつつ、とりあえず今夜の食材を仕入れるために、“焚き火会”のみんなが御用達らしいPLANT(木津川店)へ。広い店内。肉や魚なども結構新鮮で美味しそうだった。ビール(もちろん、ぼくはSAPPORO「黒ラベル」)、焼酎(少し贅沢して「赤霧島」)、氷、肉、おやつ、乾電池、パンなど。

天理スタミナラーメン(ラーメンセット・餃子)

 車中では、昨日、FM802で流れてきてすごく懐かしかったスピッツの「まとめ」みたいなのと、宇多田ヒカル「SCIENCE FICTION」をYouTube Musicで流して、大声で歌っていた。そういえば、こういう遠出をひとりでするのはとても久しぶりだと思った。

*

 15時すぎ、キャンプ場(南山城ネイチャーヴィレッジTONDA@京都・南山城村)着。
 すでに“焚き火会”のメンバーの人たちは到着し、テントも立てて、ウクレレを弾き始めていた。3年ほど前に一度日帰りで参加したときに初対面だったKさんやSさんも、ぼくのことを覚えていてくれて、すごく嬉しかった。ずっとPTAのことでは相談に乗ってくれていた“焚き火会”の主催者であるKNさんとは初めてのキャンプで、このメンバーでウクレレを始めた人でもある(ぼくはまだウクレレには挑戦していない)。
 お互いの子どもを0才のころから知っているMさん一家、そしてNさん一家も違うブースですでにくつろいでいて、「お久しぶりですー」とあいさつをした(Nさん一家とは、10年ぶりぐらいの再会だった)。

 その後、購入したばかりのテント(MSR「エリクサー2」)を立て(ものすごく簡単だった!)、焚き火の薪に火を灯し、ビール×3、そしてあとはひたすら焼酎ロック。
 そこからの時間はもうあまり覚えていない。みんなのウクレレに乗って、沢田研二「時の過ぎゆくままに」(1975年。作詞:阿久悠/作曲・編曲:大野克夫名探偵コナン!)を唄ったり、この年度末大変だった閉校事業や、PTAや、学校のことや先生のことなど(おもに愚痴)を話したり、息子と同い年(12才)のMくんやTくんと、宇宙や環境持続社会(SDGs)について本気で語ったり、(翌朝気づくことになるのだけど)、夜中(1:29AM)に、Aちゃん(25年前ぐらいの彼女)にLINEを送ったり*1
 周りにはたくさんの家族連れやソロキャンパーの人たちがいて、さすがに21時以降は唄うことはなかったけど、それでもほんとは静かにしないといけなかったのに、快適すぎてまさに「時の過ぎゆくままに」話をしていた。ジュリー、偉大。


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*1:「例えば、元気な姿でいかりや長介的な『おいっす』ができますか?」って、約20年ぶりに送ってた

目黒の消印

 暑いんだか快適なんだかジメジメしてるんだかわからない一日。
 iPhoneのアラームが鳴る前に起床。「アラームをスキップ」をタップしてみる。そして、二度寝し、Cと五部林に寝坊したみたいに思われて癪。

 午後、買い物に出かけるために外に出て、ポストを確認したら、Aくんからの葉書。コンスタンティンブランクーシの《ポガニー嬢Ⅱ》のポストカード。もちろん、そんな名前の彫刻家をぼくは全く知らなかったので、検索したら、今、ちょうどアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)で展覧会を開催中(~7/7)みたい。「テキストの自動生成・個性の消去、量産の可能性」と書いてあった。そういう(手書きの)言葉が、とてもうれしかったし、愛おしかった。目黒の消印もうれしかった。

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 滅多に聞かないFM802を流しながら、スーパースポーツゼビオ大阪守口店へ向かっていると、スピッツ青い車」(1994)が流れてきた。それだけでも何か虚を突かれた感じで、急ブレーキを踏みそうになった。今でも口ずさめた。DJが「1994年、30年前の歌です」みたいなことを言ったときも驚いた。19才だった。Aくんと出会ったのも19才、20才(ハタチ)ごろだった。
 ゼビオでは「薪」を買った。以前から誘ってもらってた“焚き火会”に参加するため。

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青い車

青い車

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*

 その後、万代(太子橋店)で食料品や、明日の“焚き火会”のためのアルコール、つまみ、食材を購入。
 郵便局に寄ったり、ガソリンスタンドに寄ったり、いろいろして17時前帰宅。夕食(ぶり大根・鶏チャーシュー丼)の準備を始めていると、五部林帰宅。毎日、Yシャツ、体操服(上下)、その他洗濯物がたくさんあって、翌朝までに乾かないとならない(化学繊維なので乾きやすいけれど)ので、すぐに洗濯。これ、毎日続くのかと思うとウンザリ。やはり、体操服も「替え」が必要かも。

*

 今夜も19:30から、コミュニティ協議会の運営委員会があるので、18:30ごろ、五部林に「どうする?お父さん、会議で出かけるから早めに食べるけど」と訊くと「お母さんと食べる」と返答があったので、ヤクルト-阪神を見ながら、ひとりで夕食。アンダースローの青柳(晃洋)サン、ぼくは好きだ。申し訳ないけれど、ビシっと抑えている彼よりも、雨のなかバンバン打たれている彼が好きだ。
 C、19時すぎ帰宅。入れ替わりにぼくは自宅発。今年度最初の運営委員会は、新しい役員や運営委員関連の承認と、事業計画・予算案の承認がおもな議案。1時間ほどで終了。会議には五部林の通う中学校の校長先生も参加しているので、先日五部林がトイレのドアを壊した件について、平謝り。
 コミュニティ協議会で、ぼくは、書記を担当して3年目になる。今月の議事録は、補助金申請のために市役所に提出するため、いつもより早めに作成しなければならない。

*

 明日の“焚き火会”、お風呂に入ろうとする五部林に「明日、部活終わって、昼から、お父さんと“焚き火”しに行かへん?」とダメ元で訊いたら「ごめん、昼から遊ぶ約束してるから」と。当然だけれど、どんどん息子は遠ざかっていく。“焚き火会”、ほとんど知らない人ばかりで少し不安だけれど、基本「ソロキャンプ」で、近くに知っている人がいて、ご飯食べたり、お酒飲むときだけ、少し集まろう、という感じらしく、気を張らずに参加しよう。「ソロキャンプ」も初めてだけれど、なんとかなるだろう。ひとりで出かける、という贅沢を堪能しよう。天気は良さそうなので何より。

*

■メモ(気になった本)

 

冷風

 久しぶりに晴れた一日。
 昨夜(ゆうべ)、「㐂六(きろく)」をガンガン呑んだので、もっと二日酔いになるかと思いきや、「ヘパリーゼ」の効果かそれほどでもなく。二日酔いの朝の一杯目の水がおいしい。
 朝食前、五部林、検尿。朝食時は、また五部林のサッカー部での背番号の話。1年生どうしで話し合っているらしいが、まだ決まっていないらしい。「今日中には、みんなで決めてきぃや」と告げる。

 8:30ごろ、エアコン設置業者から電話があり「9時にはお宅に着けそうです」と。
 22日に購入、そして、昨日、ほぼ一日かけて設置するためのスペースを確保したエアコン(TOSHIBA「RAS-K221DZ-W」)をいよいよ取り付け。ベテラン・中堅・新人と、明らかにわかる3人の人がやってきて、手際よく作業してもらい、10時すぎには終了。試運転時に冷風がエアコンから吹き出ると、これまで40度にもなろうかという自室で扇風機しかないなか過ごしてきた日々を思い起こし「今年の夏は天国になる!」と思った。
 その後、廊下やリビングに移動させていた物たちを自室に戻したり、洗濯したカーテンを着けたり、購入したものの、設置が面倒でずっと置きっぱなしになっていたBUFFALO「nasne」をセッティング。
 今日は在宅仕事だったCの仕事を少し手伝ったりもして、昼食。

*

 今日は部活オフだった五部林は13時すぎに帰宅。すぐに遊びに出かけた。
 宅急便で、先日購入したキーボード、Logicoolロジクール)「K950」が届き、さっそくセット。まだ慣れないけれど、確かにキーを打つ音がとても静か。ぼく的には、もう少し「打った」感がほしい(少し力を加えただけで入力されてしまう)。でも、これまで使っていた10年前に購入したDELL「KB213」よりはもちろん快適。

*

 17時前、家庭訪問に担任のH先生来宅。30分ほど、Cと3人でリビングで話す。
 まずは、先日の「トイレのドア破損*1」について平謝り。4月から今の中学校に異動してきたH先生は、若い先生で、素直な感じで、髪がサラサラで、彼のゆっくりでことばを選ぶ話し方に良い印象をもった。

 五部林は、小学校時代同様、クラスのムードメーカー的な存在になっており、授業中の「笑いをとる」発言も多いらしく、みんなから慕われているとのこと。H先生は、五部林の入部したサッカー部の顧問でもあるので、部活中の様子なども聞いた。とりあえず五部林の中学校生活スタートは順調に思えた。帰り際、五部林の部屋を見てもらったら、その汚部屋加減にH先生は辟易してた。

 その後、Cは、修理に出していた自転車を受け取りに車で豊中の方のお店まで。入れ替わりに五部林が帰宅し「先生、なんか言うてた?」と訊かれたので「クラスでもクラブでも、楽しそうにやってるって、先生言うてたよ」と言うと「それだけ?」としつこく訊いてくるので「五部林の部屋見てもらったら、その汚さに驚いてた」と付け加えたら「うげー」。
 19時から、この地域で今後実施される「高規格堤防(スーパー堤防)」についての住民説明会があるので、早めの夕食をつくり(ざるそば&うどん)、食べながら、五部林とふたりでNetflix立川譲監督「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」の続きを見る。

*

 五部林の通う中学校の視聴覚室で開催された住民説明会(一昨年、昨年とあって、今回が3度目)。参加していた住民の人は20名ほどだったか。Cも5分ほど遅れて参加。
 市と国(国土交通省)の関連部署の人から3~40分ほどの説明を聞いて、その後質疑応答。基本的にぼくはこの「高規格堤防」事業にはやや反対の立場なのだけれど(ぼくとCがそれを目的に引っ越してきた大好きなS公園がなくなる)、すでに進んでいってしまっているものは仕方がないし、ぼくにとってはそのスピードが不十分だと感じるにせよ、こうして住民に情報提供・情報共有してくれようとしている、また住民からの声に応えようとしてくれている行政の人たちの姿勢には感謝したりもする。
 どうやら、ほんとうにS公園が使えなくなる(立ち入れなくなる)のは、今年の10月からになりそう。

 21時ごろ帰宅。

 五部林と少し話をすると、どうやら、サッカー部の背番号は「7」ではなく「9」になったらしい。9番って、すごくストライカーのイメージがある。日本代表でいえば、ゴンこと中山雅史岡崎慎司とか。(ロベルト・)レヴァンドフスキFCバルセロナ)も9番を付けていたような。五部林は決して点取り屋のタイプではないけれど、さて、どうなるか。背番号に負けてしまわなければ良いけれど。

 

■メモ(気になった映画)
 イルケル・チャタク監督「ありふれた教室」。テアトル梅田で5/17~。


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往復タクシー

 雨が降ったり止んだりの一日。
 朝から、一昨日購入したエアコン(TOSHIBARAS-K221DZ-W*1)を取り付ける準備のため(工事は明日)、自室の整理。本、衣類、配線コード、鞄など、エアコン設置面の壁側にあったものをとりあえず、廊下やリビングに移動。それから、カーテンも取り外し洗濯。さらには壁の裏側のベランダに室外機を設置するスペースを確保するため、カムカムとコムコム(亀2匹)の水槽の移動(もちろん水が入ったままでは重くて移動できないから、結局水の入れ換えをすることになる)。バルコニー床のタイル(けっこう重い)も貼り替えたり。なんだかんだで夕方近くまでかかってクタクタになって、ほっとひと息付いたところに、五部林帰宅(家庭訪問週間2日目なので、部活終了時間も早い)。

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 急いで夕食の支度をして(豚しゃぶ・レトルトおでん、など)、五部林に「おかあさんが帰ってきたら、冷蔵庫から豚しゃぶ出して食べや」と言伝して、雨が強く降るなか自転車で行くのはしんどかったので、ぜいたくにもタクシー(タクシーアプリ「GO」で呼んだ)駅前の「海のや」へ。運転手さん、この辺りの道を知らないのか、カーナビ通りに走ってすごい遠回りされた。

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 以前から予定していた、PTA関連の人たちとの会合。初めて会うYさん、先日、自宅そばのS公園で愚痴大会+お花見をしたSさん、そして、Kさん、S本さんなど。年度末いろいろとゴタゴタしていた件についての話を聞いたり、大阪万博について話したり、もちろん、最近の市の教育行政や、各学校の様子の情報交換、その他、いろんな話をして、気づいたら23時前。楽しい時間だった。芋焼酎「㐂六(きろく)」をロックでしこたま呑んだ。「海のや」のお刺身と天ぷらは美味しかった。

*

 酔い覚ましに歩いて帰ろうとも思ったけれど、また雨が強くなってきていたので、帰りも「GO」でタクシー呼んで、自宅まで。
 Cはまだ起きていて、呑んで知った話の情報共有。その他モロモロ。
 久しぶりに体を動かして、酔っていたこともあって、すぐ爆睡。部屋の半分が何もなくなったスペースで広々と。

 

手振り足振り

 半袖だとちと肌寒い日。
 昨日、体調が悪く一日寝ていたCの調子はどうだろうと思いつつ、7時前に起きて朝食の準備をしていると、Cも起きてきた。「なんとか回復したみたい」と。五部林も起きてきて、3人でゆったりした朝食。
 忘れものがないようチェックさせつつ(中学校では忘れものがあると家に取りに帰ることになる)、「昨日のドア壊したこと、きちんともう一回先生やOさん(技術職員)に謝らなあかんよ」と、昨夜(ゆうべ)書いた*1『破損届』をクリアファイルに入れる。
 燃えるゴミを集めて、収集場に持っていこうと外に出たら、パラパラと雨が降り出しており、「傘、さして行きや」と、歯みがき中の五部林に声をかける。
 洗濯物は部屋干し。
 月末の支払の準備。ゴールデンウィークが絡むので、銀行営業日などの日程がよくわからず、早めに振り込んでおく。

*

 今日から週末までは中学校の家庭訪問週間。
 日頃、お弁当持参の生徒たちは、4限目終了後いったん自宅に戻ってから(昼食後)部活動へ再登校(部活に入っていない場合はそのまま帰宅)という流れのようだけど、五部林たち給食組は、そのまま学校で待機。いつもなら16時からの部活スタートが、今日は14時前スタートだったか。
 16時半すぎ、五部林帰宅。「今日は、H先生が家庭訪問、N先生は昨日の練習中にソフトボールが目に当たったからか学校休み、Y先生も体調が悪くて学校休みやったから、子どもだけの練習やった」と。決して広くはない校庭で、サッカー部、バレー部(男子・女子)、ソフトボール部、野球部などが活動しているから、そりゃ、どこからボールが飛んでくるかはわからない。

*

 夕食は、牛肉と豚肉の合い挽き肉があったので、ハンバーグ。
 Cから「帰りが遅くなる」と連絡があり、五部林とふたりで、昨夜(ゆうべ)行われたU-23アジア杯カタール大会(パリオリンピックアジア最終予選)日本-韓国をDAZNで見る。これまでのサッカー中継観戦とは明らかに違う五部林の視点に驚く。「見る人」ではなく「する人」だった。ボールを持っていない選手のことが気になっていたり、ボールを持ったときの“足さばき”にも目がいくようだった。「俺、足も左利きにする練習してんねん」と、今日やった練習の内容を(夕食中にもかかわらず、立ち上がって身振り手振り足振りで説明しながら)蕩々と話す五部林に、少し頼もしさを感じたり。でも、ポジションの流れを説明するときに、ハンバーグソースを指に付けてお皿の上でサッカーコートを描きだしたときは驚いた。それでも、前半の中継までで集中力が切れ、五部林は自室に戻り、友だちとゲーム。ここ数日は「ブロスタ(Brawl Stars)」をやってるようだった。

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*

 21時前、C帰宅。
 食卓に置いてあったハンバーグに手をつけていないようなので「まだ食欲ないん?」と訊くと「うん、ちょっと」と、付け合わせのじゃがいもを口に運んだ。
 少し話をして、自室で横浜DeNA-阪神を見つつ、先日「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」を観に行ったときに、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』が映画化されたことを知って、浅野いにお作品を少し読み返したくなっていたので、本棚にあった『おやすみプンプン』を4巻ぐらいまで。

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