2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

(5/13更新) 4/30(月・祝)。 29日の23時すぎ、母、車にて来宅。 母はすぐ出発しようとしたが、もう長い間来られないぼくの部屋へ通す。まだ「汚部屋」だけれど。 お茶を飲みながら、その日の昼、母の友人たちが「定年祝い」に集まってくれたこと(だから…

 また涙

その後、阪神百貨店内にある無印良品にて、ぼくの洋服、そして、母にメモ帳やノートや小さな鞄とか、いろいろと小物類、さらに、近くのBook1st.で、パズル雑誌3冊、その他「クロワッサン」、「AERA」、ぼくが読むためにボブ・グリーン著/駒沢敏器訳『ABCDJ…

 買い物

そして、今日。 もう、毎朝のことになるのだけど、今朝もまた目覚めてすぐ「やっぱり母の病気は夢じゃなかったんだ」と思い知らされ、涙。ケータイに何も連絡が入っていないことを確認。 昼過ぎに武庫之荘を発って、梅田でまた買い物。 ついこの間、母がパソ…

 木漏れ日

昼過ぎに母と別れて、ぼくは武庫之荘へ。地下鉄に乗る前に、職場に電話。 梅田の紀伊国屋書店で、まつばらけい・大島寿美子『子宮・卵巣がんと告げられたとき』を購入。ぼくはこれから先、どれだけこういった本を読むことになるのだろうか、とか、思いながら…

 初めて来たなぁ

10時すぎ、グループホームH着。 久しぶりに会った祖母は、肌のツヤもよくとても元気そうだった。その日は、ぼくのこともわかってくれて「あんた、初めて来たなぁ、初めて来たなぁ」と言ってくれた。もちろん、もう何度も祖母のもとを訪れているものの、何ヶ…

 まだ、泣くな

4/28(土)。 朝、9時過ぎに母が車で迎えに来てくれる。そして、寝屋川にある祖母のグループホームまで。車中ではずっと100s「ももとせ」を聞く。「まだ、泣くな」という中村クンの声が耳に沁み入る。 前夜、母の長年の友であるTさんと、母の恋人であるS…

 眠りたくない

今夜は眠れるかな。 実は、昨夜(ゆうべ)も、ほんとは寝れそうな気もしてたんだけど、眠るのがこわかったりしてた。寝てしまったら、一日が終わっちゃう。一日が過ぎちゃう。 それが、何ヶ月なのか、何年なのか、何十年なのかわからないけど、母の終わりの…

 インターネットという夢

明日は、休み。 朝から、母といっしょに祖母のグループホームまで行く予定。 母は月に2、3度祖母に会いに行ってたから、ちょっとの間、会えなくなることの報告をしに行きたいらしい。認知症で、ほとんど何もわからなくなっているようである祖母も、きっと…

 有り難い

そして、今日、ぼくが気づいたのは、なんだか妙にぼくは人に親切になっているということ。 母はauのケータイを使っているのだけど(ぼくはSoftbank)、通話料が安くなったり、メールも無料でできるようになるため、もうひとつauのケータイを持とうかと考えて…

 これだけは、ぜったい

夜、事務所で何にも進まない仕事をしていると、医務のおばさんがふと事務所に入ってきた。 そのおばさんは、年は母のひとつ上で、ぼくにとって、職場での母みたいな存在の人。 どうしても、このかなしい思いを伝えたくなって、引き留めて、これまた、わんわ…

 家族

でも、今日から、ぼくと母との新しい毎日が始まったんだと思う。 いろいろな人にも協力してもらいながら、母のペース、ぼくのペースでいくしかない。 今日はとてもいい天気で、生駒山もきれいに見えて、あと、光の加減とか、子どもの笑顔とか、そういうもの…

 遠足日和

そして、今日。とてもいい天気だった。暑いぐらい。 目覚めて、母の病気がやっぱり「夢じゃなかった」とわかって、朝、出勤時、自転車を猛スピードで漕ぎながら、わんわん泣く。 上司に報告する際も、わんわん泣く。 その上司に報告したのが、ぼくは母の病状…

 ババくさい

その後、入院の準備のため、守口駅前の京阪百貨店で、母は15,000円もするパジャマを2着も買った。 「こんな高いの、よそ行きの服でも買えへんわ」と笑ってた。 母に付き合って、その日、ぼくも朝から何も食べていなかったので、デパート内の喫茶店で、ふた…

 夕立ち

16時に産婦人科の診察室前で母と待ち合わせ。 夕立ちが降りだす。天気雨。 1時間半ぐらいかけて主治医のT先生より検査結果の説明を受ける。母とともに。 最初、MRIやCTの画像、そしてその他の検査結果をパソコンの画面で見ながら、T先生はボンヤリと…

 SEWING TABLE COFFEE

4/26(木)。 朝、起きて、入院を前に、母が銀行や郵便局やその他の手続きするのに付き合う。 枚方まで行ったので、そのまま車を走らせて、星が丘のSEWING TABLE COFFEEへ。春の陽射し。 ゆっくりコーヒーを飲んで、ギャラリーなども鑑て、あと、星が丘洋裁…

昨日、母がポツリと言ったひと言が、今日、ずっと、すごく胸の中でグルグルとしていた。 「今まで、自分がどれだけ他人事(ひとごと)のなかで暮らしてきたか、それがよぅくわかる。この世にたくさん不幸な人がいることは知ってるのに、その事実に触れた瞬間…

新しい日々のはじまり

スパルタンX

ケータイより。 4/25。 給料日だというのに、ぼくのこころは朝からドンヨリしており、天気も雨。一日中、ファミコン時代のゲーム「スパルタンX」のBGMが心中で鳴り響く。畏れ、恐れ、怖れ。 仕事後、帰宅すると、すでに母がぼくのアパート前に車を停めて…

 願う

先月60才の誕生日を迎え、先月末で毎日が嵐のような職場を定年になり、今月から、ゆったりとした職場で非常勤として働き始めた矢先だった母。電話では「もうちょっと前に、こうなってたら、休業ってことで、給料まるまるもらえてたのにな、今はそうもいかん…

 電話 その3

母との電話を切った後、しばらくボンヤリしていたけど、ぼくは、今、何をしたらいいのか、何をしたいのか、何をしないほうがいいのか、とにかくなにがなんだかよくわからなくなって、普段、メールや手紙のやりとりだけで、酔っぱらったとき以外、滅多に電話…

 電話 その2

仕事帰りに「検査、ど、ど、ど、どうやった?」と母にメール。 帰宅して、みそ汁とおかかご飯で夕食。そして、HDDに録画しておいた朝日放送「サンデープロジェクト」(4/22放送分)を見て、「あー、すっかり、片山さつきも自民党口調を身につけたなぁ」と思…

 半年ごしの

そして今朝。さわやかな日。 職場に着いて、缶コーヒーで一服、という毎朝の仕事始めの儀式をやりつつ、母に「今日は、必ず検査してもらってくるんやで。それで検査が終わったら、必ず連絡して。いってらしゃーい」とメールを送った。 今日は、朝から、やっ…

 電話 その1

昨夜(ゆうべ)遅く、母から電話があって、しばらくの世間話や「部屋は片づいているか?」などの話の後、母は「今日な、あまりにもお腹が痛いので、また膀胱炎がひどくなったかと思って、帰りに病院に寄ったら、ずっと太っただけやと思てたお腹を見て、お医…

 読了

ケータイより。 たった今、リリーさんの『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』を読み終えた。 泣くつもりも泣かないつもりもなかったけど、最後の50ページぐらいは、不謹慎だけど、病室のベッドに横たわるママンキーの顔姿が、(ぼくの)母のそれとオ…

一日入院、二日手術

 食欲はある

午前中までは喉の痛みがまだひどくて、絶対、仕事帰りに病院行こうと思ってたけど、いざ、帰ろうとしたときは、ずいぶんマシになってて、そのまま帰った。そして、身体がなんだか風邪っぽい感じ。単なる風邪じゃない喉の痛さだったんだけどなぁ。 今夜は、帰…

 今日、気になった本。

■枡野浩一『石川くん』 →この間、ヒバリヤ書店でちょっと立ち読みしたんだけど、朝倉世界一の挿画がサイコーだ。石川啄木の歌を現代歌に歌い改めるという枡野さんの手法は、ちょっと疑問だけど。だって、啄木の、あの文語にしてナヨナヨしてる感じ、それがぼ…

 国民総カツカツ

それから、昨夜は、雨宮処凛『生きさせろ! 難民化する若者たち』を少し(第一章まで)読んでから寝た。 第一章では、おもに労働法の違法下で働かされるフリーター、利益重視(人件費削減)一点張りの企業手法の悪が書かれており、それはそれでものすごく納…

 過信と自棄

昨夜は、その後、池田暁子『片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術』を読んだ。 ぼくは、これまで「ゴミ屋敷」になぞらえて、自分の部屋を「ゴミ部屋」と評してきたけれど、著者はその状態にある部屋を「汚部屋(おべや)」と呼んでいて、「なる…

 文通相手

昨夜(ゆうべ)、寝る前に、HDDに録っておいた朝日放送「探偵!ナイトスクープ」(4/20放送分)を見た。その夜、2つ目の依頼である「30年間会ったことがない文通相手に謝りたい」を見て、ぼくも西田局長ばりに泣いた。 依頼者は大阪に住む43才の女性。中学…