手振り足振り

 半袖だとちと肌寒い日。
 昨日、体調が悪く一日寝ていたCの調子はどうだろうと思いつつ、7時前に起きて朝食の準備をしていると、Cも起きてきた。「なんとか回復したみたい」と。五部林も起きてきて、3人でゆったりした朝食。
 忘れものがないようチェックさせつつ(中学校では忘れものがあると家に取りに帰ることになる)、「昨日のドア壊したこと、きちんともう一回先生やOさん(技術職員)に謝らなあかんよ」と、昨夜(ゆうべ)書いた*1『破損届』をクリアファイルに入れる。
 燃えるゴミを集めて、収集場に持っていこうと外に出たら、パラパラと雨が降り出しており、「傘、さして行きや」と、歯みがき中の五部林に声をかける。
 洗濯物は部屋干し。
 月末の支払の準備。ゴールデンウィークが絡むので、銀行営業日などの日程がよくわからず、早めに振り込んでおく。

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 今日から週末までは中学校の家庭訪問週間。
 日頃、お弁当持参の生徒たちは、4限目終了後いったん自宅に戻ってから(昼食後)部活動へ再登校(部活に入っていない場合はそのまま帰宅)という流れのようだけど、五部林たち給食組は、そのまま学校で待機。いつもなら16時からの部活スタートが、今日は14時前スタートだったか。
 16時半すぎ、五部林帰宅。「今日は、H先生が家庭訪問、N先生は昨日の練習中にソフトボールが目に当たったからか学校休み、Y先生も体調が悪くて学校休みやったから、子どもだけの練習やった」と。決して広くはない校庭で、サッカー部、バレー部(男子・女子)、ソフトボール部、野球部などが活動しているから、そりゃ、どこからボールが飛んでくるかはわからない。

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 夕食は、牛肉と豚肉の合い挽き肉があったので、ハンバーグ。
 Cから「帰りが遅くなる」と連絡があり、五部林とふたりで、昨夜(ゆうべ)行われたU-23アジア杯カタール大会(パリオリンピックアジア最終予選)日本-韓国をDAZNで見る。これまでのサッカー中継観戦とは明らかに違う五部林の視点に驚く。「見る人」ではなく「する人」だった。ボールを持っていない選手のことが気になっていたり、ボールを持ったときの“足さばき”にも目がいくようだった。「俺、足も左利きにする練習してんねん」と、今日やった練習の内容を(夕食中にもかかわらず、立ち上がって身振り手振り足振りで説明しながら)蕩々と話す五部林に、少し頼もしさを感じたり。でも、ポジションの流れを説明するときに、ハンバーグソースを指に付けてお皿の上でサッカーコートを描きだしたときは驚いた。それでも、前半の中継までで集中力が切れ、五部林は自室に戻り、友だちとゲーム。ここ数日は「ブロスタ(Brawl Stars)」をやってるようだった。

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 21時前、C帰宅。
 食卓に置いてあったハンバーグに手をつけていないようなので「まだ食欲ないん?」と訊くと「うん、ちょっと」と、付け合わせのじゃがいもを口に運んだ。
 少し話をして、自室で横浜DeNA-阪神を見つつ、先日「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」を観に行ったときに、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』が映画化されたことを知って、浅野いにお作品を少し読み返したくなっていたので、本棚にあった『おやすみプンプン』を4巻ぐらいまで。

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