ごりょうせい、ではなく、みちしるべ

 昨夜(ゆうべ)、初めてHさんと久しぶりに呑んだ(@初代鳥倖)けど、ぼくにとっては珍しく「絡み酒」にはならなかったからか、程良く二日酔いの目覚め。
 10時ごろに、Cも五部林も起きてきて、遅い朝食。先日3人で観に行こうと決めた永岡智佳監督「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の上映開始(15:40~)に合わせて、映画館(TOHOシネマズららぽーと門真)への駐車場の混雑を考え、14:30には自宅を発とうと決める。
 出発時間まで、昨日のコミュニティ協議会の役員会で耳にした、I議員の質疑などを国会中継から視聴したり、13時からの「宮台真司による『界隈塾』vol.0」を少し覗き見してみたり。

 映画館への道中、Apple Musicで適当に選んだ「春にオススメの曲」か何かで流れてきた、YUI「CHE.R.RY」(2007)がツボにはまり、「恋しちゃったんだ~♪」と繰り返し歌う。Cと五部林は後部座席で中学の話をしていた(五部林は、この4月から中学生になった)。
 ほとんど渋滞もなく、ららぽーと門真の駐車場に車を停め、上映開始までは少し時間があったので店内をブラブラ。店内は、ららぽーと門真が開業1周年セールなどもやっていたり日曜だということもあって、たくさんの人で混み合っていた。

CHE.R.RY

CHE.R.RY

 TOHOシネマズららぽーと門真。初めての映画館だった。映画館で映画を見るのもとても久しぶりだった。前に何を観たのかさえ思い出せないぐらい。
 ポップコーンと飲み物を購入し、スクリーン6へ。わざわざ追加料金を払って「Dolby Cinema(ドルビーシネマ)」の上映会を選んだが、音響はなかなかの迫力っぷり。劇場内は、ほぼ満席。幾分長いCMの後、「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」本編スタート。

 怪盗キッド服部平次ともに、あまり好きではない(怪盗キッド→キザすぎる/服部平次→エセ関西弁)キャラクターであるため、まったく期待していなかった作品であるのに、実際にはどんどん作品に惹きこまれていった。
 作中での殺人の合理性も、「謎解き」の必要性についても、もうまったくどっちでも要素でしかなかったけれど、ともかく(「黒ずくめの組織」以外の)「名探偵コナン」キャラクターオールスター総出演(「仮面ライダー大集合」的な)の満足感はあり、ドタバタ劇を観ている楽しさがあった。
 最後には「えっ?!」と思わせる怪盗キッド(黒羽快斗)と江戸川コナン(工藤新一)の結びつきもあった。
 後半のバトルシーンで出演したスキンヘッドの登場人物がまったく誰かわからなかったが、後から調べたら鬼丸猛、という『YAIBA』に登場していたキャラクターだと判明。

 五部林はすでに中学生なので、なんとか話には付いていけてたようだが、この作品は幼い子どもが観てもなかなか理解できない内容だと思う。劇場版「名探偵コナン」は、すでに子ども向けではなく、大人向けの作品になっているということか。

 映画鑑賞後、ちょうど奈良にドライブに行っていた帰りのCの弟・Tくんと会い、お土産(「古都華(ことか)」)をもらい、フードコートで夕食(五部林はうどん、Cはラーメン、ぼくはステーキ)をとり、スーパーで食料品を購入し、20時前に帰宅。