集英社文庫の冒険あるいは挑戦

 宣文堂書房へ入り、まずびっくりしたのが、今年の集英社文庫「ナツイチ」のカバー挿画で、川端康成伊豆の踊子』が荒木飛呂彦中原中也汚れつちまつた悲しみに…―中原中也詩集』が浅田弘幸芥川龍之介地獄変』、夏目漱石こころ』が小畑健で、ものすごいことになってるな、と思った。
 去年、太宰治人間失格』のカバーが小畑健になってたことや、夏目漱石『こころ』、宮沢賢治銀河鉄道の夜』、武者小路実篤『友情・初恋』の3冊が蒼井優の「限定カバー」(カバーデザイン/居山浩二・撮影/鳥巣佑有子)になってたこと*1でもかなり驚いたんだけど、とくに川端康成×『伊豆の踊子』×荒木飛呂彦には、度胆を抜かれた。すごいなー、集英社文庫。
 ちなみに、「新潮文庫の100冊」でも、夏目漱石『こころ』、太宰治人間失格』、アンデルセン『絵のない絵本』が「限定スペシャルカバー」ってことになってたけど、集英社文庫の冒険(?)に比べたら、太宰治人間失格』がピンクとかでも、そんなの全然落ち着いてるように思えた。

伊豆の踊子 (集英社文庫)

伊豆の踊子 (集英社文庫)


汚れつちまつた悲しみに…―中原中也詩集 (集英社文庫)

汚れつちまつた悲しみに…―中原中也詩集 (集英社文庫)


地獄変 (集英社文庫)

地獄変 (集英社文庫)


こころ (集英社文庫)

こころ (集英社文庫)


人間失格 (集英社文庫)

人間失格 (集英社文庫)

*1:http://d.hatena.ne.jp/subekaraku/20070712/p5