シーソーの原理
前夜(8/29)の父との2度目の再会、そして、父とCとの初顔合わせはうまくいった。
何をもって「うまくいった」というのかはわからないけれど、ともかく、父とCがお互い気に入ったようでよかった。
父の部屋は相変わらず電波系じみていたけど*1、そのことについては、前もってCに予告しておいたので、そう驚かなかったようだし(C曰く「もっとすごいと思ってたけど、意外とふつうやったやん」)、なにしろ、父は単純でCが「『茶髪』でない(父の論理では=チャラチャラしていない)女性」だったから、気に入ったそうな(S価学会員は、もっと内面重視かと思ってたけども)。
そして、発対面の父とC、とくに父は何を話して良いかわからないし、どちらか一方を褒めようとしても褒める内容が見つからなければ、コミュニケーションの初歩として、もう一方をけなせば、もう一方が持ち上がる(「シーソーの原理」*2)わけで、父はとにかくぼくのことをけなし続けた。でも、当然、30数年間会ってなくて、先月30数年ぶりに再会したばかりなのだから、けなす内容も乏しいわけで、ぼくの外見、つまり「お前、もうちょっと腹ひっこめろよ、ほんまのこと言うて」(「ほんまのこと言うて」は父の口癖だ*3)をひたすら繰り返すだけだった。
あまりにもそれを繰り返すので、ぼくも少しカチンときて、あるとき父が「オレは蚊がとにかくきらいでな、見つけたらすぐに殺すんやけど、なんぼ殺しても、どっからか飛んでくる」と言ったので、「へー、そういうの、大作大先生は許してくれるんや。殺生してもええねんな」とチクリと言ったら、グウ、とほんとに音を出しながら父は口をつぐんで黙ってしまった。
夜は、そのままC宅へ。