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今朝は、ほんとうにびっくりした、いつものとおり、空っぽ電車に乗って、座って、長嶋有『夕子ちゃんの近道 (講談社文庫)』を読み始めたら、谷九(谷町九丁目)で降りなきゃいけないのに、読むのに夢中で、2つも先の駅(天王寺駅)まで、乗り過ごしてしまった。一度だけ、寝過ごして天王寺まで行ってしまったことはあったけど、本を読んでて乗り過ごしたのは、初体験だったと思う。
どぎまぎと、事実を受け止めきれないままも、遅刻しそうなので、急いでJRに乗り換え、関西本線の奈良行き区間快速に飛び乗り、久宝寺駅で降りて、すたすた歩いたら、なんとか始業時刻には間に合った。
どれだけ、なにが、そんなに夢中になっていたのか、もちろん、長嶋有の小説は、この作品も含めて、先が気になって仕方がない、というようなストーリーではない。なのに。その乗り過ごしたときに読んでいたのは、「幹夫さんの前カノ」という章で、フランス人に絵を売りに行くところ。
あなどれないなー、長嶋有。遅刻しなくてよかったな、自分。遅刻の言い訳(理由)をなんて言えばよかったんだろう。「本があまりにもおもしろくて乗り過ごしました」と言っても、信じてもらえるかどうか。

- 作者: 長嶋有
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: 文庫
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