岩津助産院へ

 日曜(13日)は、朝、9時ぐらいに起きて、前日行けなかった「岩津助産院」に電話すると、「昼からなら来てもらってかまわない」ということだったので、二度寝して、寒風吹きすさぶなか、そして、ぼくは、かなり体調悪いなか、ふたりでトボトボと、向かう。
 実は、岩津助産院には、去年(12月*1)、Cが五部林を宿したということがわかってすぐにアクセスしたのだけど「まだはやすぎる。助産院では、いろんな検査ができないので、10週を過ぎたあたりから来てもらっても遅くはない」と言われていて、その後、10週ぐらいでCが電話したときには、院長先生が受けてくれたらしいのだけど、Cによると、その応対がたいそうぶっきらぼうな感じでこわかったらしく、その体験が、今まで足を遠のけていた要因のひとつでもあったのだけど、もうぼちぼち検査するところ(病院)ではなく、産むところを決めなくてはいけなくなって、人気のある産院によっては、すでに何ヶ月先にもわたって予約が満杯というところも珍しくないようなので、意を決して行ってみることにした。
 んで、実際、対応してくれた院長先生は、単に、不必要なコマーシャリズム的会話をしない人なだけで、出産、お産に関してもポリシーを持っていることが感じられたし、かといって、押し付けがましくもなく、淡々と自分の生業をこなす、という人であり、助産院の設備、ひとつひとつの部屋をていねいに案内してくれて、2Fの(入院)部屋は、どれも、ふつうの畳敷きの部屋や、ベッドがあるだけの、ほんとに「実家」みたいな部屋で、別室からは前日に生まれたばかりらしい赤ちゃんの泣き声とかも聞こえたりもした。
 そして、「ここが分娩室です」と扉を開けた先には、Cが「屈辱的すぎる」と言っていた例の「股開きの椅子(分娩台、というのだっけ?)」もない、ただのベッドがあるだけで、「でも、ほとんどの人は、この分娩室で産むことはなくって、この隣の部屋で産むんよ」と言って見せてくれた部屋は、簡易ベッドがあるだけのほんとに何もないプローリングの部屋で、「ここで、じゆうに、じぶんが楽なかっこうで産む」らしく、「立って産む」人も少なくないのだという。
 それから、通院に関する手続きとか、けっこう遠いと思っていた提携病院(嘱託医療機関・済生会吹田病院)も、実際には車で10〜20分ぐらいらしく、Cがこれまで通っていた松下記念病院は、乳児に関する嘱託医療機関になるき設備が整っていないためムリなようで、最近では以前の妊婦たらい回し事件*2以来、少しでも血圧が高い(150以上)と、訴訟社会にもなってきているため、やっぱり病院に行ってもらうことになる、とか、最近の帝王切開出産の多さもそれと同じだとか、いろんな話をしてもらえた。

 1時間ぐらい、見学やらお話を聞いた後、またぶらぶら歩きながら帰路に着いているときに訊いたところ、Cはどうやら、岩津助産院で五部林を産むことを決めたらしかった。
 といっても、来月、もう一度、松下記念病院に妊婦健診に行って、これまでのデータなどをもらって、そのまたひと月後〜、ということになるので、実際に岩津さんに通うようになるのは、4月からになる予定。
 

*1:http://d.hatena.ne.jp/subekaraku/20101231/p16

*2:大淀町立大淀病院事件 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B7%80%E7%94%BA%E7%AB%8B%E5%A4%A7%E6%B7%80%E7%97%85%E9%99%A2%E4%BA%8B%E4%BB%B6