成長…そして、決意
けれど、今年の、この一連の経験は、おそらく、ぼくを「成長」させてくれたと思う。
それは、まず、個人的な文章修行として、とても役立った。
これまで、創作としての文章や、この日手紙のような、閉鎖的な文章を書くことはあっても、行政に提出するような長い文章、ときには弁護士に提出するような長い文章まで書いたことは、これまでなかったし、それには、かなりのテクニックが必要で、それは、帰納法でも演繹法でもなく、弁証法に近いけれど、そうでもない、要は「結論をぼかす」「結論を先送る」→けれど「言わなければならないことは押さえる」文章をどう書くか、ということで、この方法については、元行政職の上司や、弁護士の先生から、逐一添削をして教えてもらい、たいへん、勉強になった。
ふだんの文章も、そういった種類の「ぼかし&先送り文」にならないかと心配はしたけれど。
また、対人(対話)修行としても、かなり「大人の」話し方ができるようになったように思う。低姿勢でいきながらも、言うことは言わなければならないし、それでもかなり「沈黙は金」であることも知ったし、数年前のぼくなら、唾棄すべきとしていたような物言いを、あえてできるようにしてみた。
これも、ふだんの対話とのチャンネルの切り替えが、大変だったけれど。
これが、まぁ、ぼくのこの1年の仕事だった。
これに、10年ぶりの税務調査(社会福祉法人は基本的に非課税法人なので、営利法人のように税務調査は頻繁ではない)や、さまざまなことが加わって、これを、通常の業務と合わせてやることが、とても大変だった。おかげで、職員の人や子どもたちにも迷惑をかけ、申し訳なく思ってる。
終わりが見えない、先が見えない、どこまでやればこの仕事が終わるのか、結局まだ終わってはいないし、これは、おそらく、2011年・春、新しい施設建物の竣工まで続く。いろいろなことが絡み合いながら。
ただ、ぼくは、12月10日にもつぶやいているとおり、この2つの案件が整うだろう、2011年・春(いや、実際には竣工の実績報告やら清算やらが終わった夏ごろになるか)には、この仕事を辞めようと思う。
来年からの仕事は、辞めるまでの逆算を考えて、取り組まなきゃと思う。