年末調整
仕事は、年末っぽく進む。
気づかないように目を逸らしていたことが、今年も残り半月になって、そうも言っていられなくなった。
でも、年末特有の仕事のなかで、「年末調整」だけは、わりと好きな作業だ。
所得税の還付金が戻ってくる、ということもある。
でも、それだけじゃなくて、これまで控除してきた所得税の端数を切って、端数のない年税額に数字を揃える(整える)感覚が好きなのかもしれない。
これは、今の職場で働き始めて、経理や事務という仕事を始めて5年と少し経って、だんだんと培ってきた感覚であり、楽しみでもある。
数字が、ことばのように語りかけてくる、ということが、実感できてきている。
でも、昨日、ある職員(男性)の年末調整をしていて、提出された「扶養控除等(異動)申告書」と「保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書」を確認していたら、住所が変わっていて、なんとなく見覚えのある住所だな、と思って、記憶を辿ったら、それは、何年か前に辞めた職員(女性)の住所で、「ああ、いっしょに住み始めたんだな」ということが推測された。
ほんとは、引越して住所変更したら、ぼく(事務)に届けなきゃいけない(住宅手当や通勤手当や、その他いろんなことを変更しなきゃいけない)んだけど、まぁ、そんなことはとりあえず置いておいたとしても、ぼくにとって残念だったのは、ぼくは以前、その女性に好意を持っていて(その後、発展はなかった)、彼にそのことについて相談したりしていたのに、今回、いっしょに住み始めているのに、何も報告がなかった、という、裏切りを自分勝手に感じていたものだった。
ぼくは、ここ最近、先日のタイトル通り「人との接触はなるべく避けたい」と思ってきて、それは、職場の人にも同様で、そうすると、たぶん、周りの人もそういう感じになってしまって、ぼくはひとり部署だし、狭くて、人数の少ない職場だから、そういうのって他の人にもすぐに伝わり、孤立する。
でも、さみしかった。なんだか。自分勝手だけど。
年末調整は、いろんなことがわかる。ご注意あれ。