3週間
母が死んで、今日でちょうど3週間。
2009(平成21)年6月11日木曜日、22:35。
それが、死亡診断書に記載されている、母がこの世を去った日時。
でも、ほんとうのところは、その時間なのかどうか、よくわからない。
6月11日の22時半すぎだということは確かだけれど、病院ではなく母の家で看取ったから、とくになにかデジタルなものが、母の死の日時の刻みを正確にしたわけではなく、ぼくとCがそれぞれの母の手を握り、その夜の21時前後から荒くなった母の呼吸がスーッと引き、そして、止まったように思い、その後、ふたりで泣き通し、「ありがとう」とかそのようなことばをかけた後、そばにいた訪問看護師さんに聞いたら「22:35ごろでした」と言われ、そして、それを数十分後に来てくれた在宅医の先生も死亡時刻として記載しただけだ。
母の希望通り、母の家で最期のときを迎えさせてあげることができたということ。
ぼくが母のためにできたことはそれぐらいだ。
それから、これも母の希望通り、お通夜もお葬式も何もしなかったということ。ほとんどの人に知らせることをせず、身内と親しくしてもらっていた母の友人だけで送ろうとしていたけれど、今日までの日々で、延べ100人以上の人が母の死を悼むために、この母宅を訪れてくれた。