21時ごろ、母に電話し「何か食べたいものとかある?」と訊ねたら、「お腹は空いてるんやけど、気分悪すぎて何が食べたいのかわからんわ。でも、なんとなくお寿司が食べたい。巻き寿司とか握りとか入ってる“盛り合わせ”がええな」と母は言うので、「わかった」と電話を切った。
 21時を過ぎているから、そもそも開いているスーパーが少なかったり、車が停められなかったりで、結局、守口の母宅近くの閉店15分前の万代に行ったら、当然といえば当然だけど、惣菜コーナーにもお弁当コーナーにもほとんど商品がなく、巻き寿司と「黒いなり」という、初めてみた真っ黒なアゲで包まれたいなり寿司がセットになった「助六寿司」だけが2パックほど残っていたのでそれを購入し、あとは、食べやすく料理もしやすい、そして、美味しい、冷凍うどんや、冷凍チヂミ、それから果物やトマトやゼリーやアイスクリームなどを買った。
 22時ごろ、母宅着。
 母は、朝よりもかなりしんどそうで、ずーっとぼんやりテレビ(スティーブン・スピルバーグ監督「ターミナル」)を見ていて、「薬で頭がボーッとしてるからか、全然話がわからんわ、この映画」と言ったので、「大丈夫、俺かて、この映画は何回も観な、なにがおもろいんか意味がわからんかったで」とぼくが答えたら「へー、そうなんや、よかった」と母。
 その間、Cが夕食の用意をしてくれて、3人で夕食。
 祖母のこと、新居のことなどを母に報告。でも、ぼくの実家(のあった場所)のことは、言えなかった。
 夕食後、「俺が洗いもんするから、C、おかあさんにおばあちゃんの写真見せたって」と言い、Cがデジカメで撮ってくれていた、ぼくと祖母、Cと祖母の写真や、新居の写真などを母に見てもらってた。「おばあちゃん、俺のことも、結婚のことも、Cのこともわかってたで」と母に言ったら、とても喜んでいた。新居についても「明るくて、広くて良さそうな部屋やん」と言ってくれてた。
 その夜は、翌日の予定も考えて、C宅に行くことになっており、忙しかったけど、地下鉄の終電が23時半ごろだったから、23時すぎ、母宅を発つ。「ゆっくりしとくんやで。それから、なにかあったらすぐ電話して。もうバイクだってあるから、いつでも来れるし」と言って、母と握手した。

 さて、とても長くなったけれど、これが、この日のスケジュール。
 さすがに疲れて、ぼくもCも帰りの地下鉄も阪急も、両方寝過ごしそうになりながら、なんとか帰ったのが0時すぎ。
 即寝。
 ぼくは、今日のCの母に対する態度や、(初めて会った)祖母に対する態度、そして接する仕方を見て、正直、惚れ直した。やっぱり、すごくやさしい人だ、と。