〈ケア〉の部分・〈福祉〉の部分
今日は、いつものとおり、子ども達を特別支援学校の送迎バス停まで送り届けた後、市役所まで。
法人指導課主催の社会福祉法人・施設の「情報公開」に関するある会合に。上司が午前中から府社協で児童施設部会に出席していたので、ある意味、代理のような感じで出席。
「情報公開」といっても、何についての話し合いをするかといえば、社会福祉法人・施設の指導監査結果の公開についてで、なかなか詳しく書けないところもあるのだけど、印象に残ったのは、NPOから立ち上げた後、3年ほど前に社会福祉法人認可を受けた障害者関係の事業所のMさんの発言。
かなり要約、ぼくの意訳が混じる感じにはなるけれど、それは、以下のようなものだった。
「わたしのところは、ほんとうに小さな法人で、そもそもわたしは最初から社会福祉畑に携わっていた人間ではないのですが、だから、わたしは、そもそも『監査』というものが、どういうものか、まったくわかりませんでした。
その『監査』というものを、これまで数回受けてきたわけですが、大きな法人なら事務員がいるのでしょうが、うちの場合は、わたしと、重度障害をもつパートさんが1日4時間だけ手伝ってくれていて、『監査』前は、数日徹夜です。そして、数日徹夜した結果、膨大な書類を揃えるわけですが、と同時に、やはり『監査』というからには、〈ケア〉の部分、つまり現場でどういったことが利用者に対して行われているかを見ていただきたいと思い、準備しています。
けれど、この数回の『監査』のなかで、ただ1度もその現場を見ていただけるということはなかった。単に、どれだけ書類がきちんと揃えてあるかだけを見に来られ、その書類の数字が違うとか、もちろん、そういうことは大切だとは思いますが、ぜひ社会福祉法人、あるいは施設の『監査』なわけですから〈ケア〉の部分、もっというと、いちばん大切だと思っている〈福祉〉の部分をより見ていただき、それに対して助言なり指摘なりをしていただきたいと思います」