今日気になった本たち

 13時すぎ、「TAKAMI BRIDAL OSAKA」を後にし、ふたりともかなり空腹だったけど、堂島アバンザ内にあるジュンク堂書店に来たのはとても久しぶりだったので、Cにお願いして店内をぶらりすることを許してもらう。
 今日、ジュンク堂でぼくが気になったのは、以下の本たち。

→2作がいっぺんに読めるお買得品。吉田戦車は『なめこインサマー』(講談社文庫)も気になっている。


なめこインサマー (講談社文庫)

なめこインサマー (講談社文庫)

→どちらも、ぼくにとってビミョウなふたりで、その組み合わせがとても気に入った。そして、五木本らしく、とても字がデカイのも。

鬱の力 (幻冬舎新書)

鬱の力 (幻冬舎新書)

谷川史子の作品は、他人(ひと)との距離について、関係について考えたくなったときに、必ず何かを示唆してくれる。ぼくは、いま、実はとても不安なのだ。他人(C)と、同じ屋根の下に暮らせるかどうか。それは好きとか嫌いとかとは全く違う次元の話。考える物体として、生活環境のなかに、何か別の生物がいるということを、ぼくはもう15年来経験していないから。

草の上 星の下 (クイーンズコミックス)

草の上 星の下 (クイーンズコミックス)

→特集2「新しい手紙の書き方」に惹かれた。前田司郎の手紙(もちろん手書き)が良かった。島本理生も書いていたが、あまり惹かれる便箋、字体、筆跡ではなかった。他にも数人、手書き手紙写真が掲載されていた。
 あと、驚いたのは「papyrus」という雑誌自体、久しぶりに手にとったのだけど、岡村隆史ナインティナイン)の連載がまだ続いていたということ。

papyrus (パピルス) 2008年 06月号 [雑誌]

papyrus (パピルス) 2008年 06月号 [雑誌]

→ぼくの村上かつら熱については、「本家」でずっと前に何度か書いた(例えば、2005/04/05*1などに引用した彼自身のことば(「過去マニア」とか「生き方が難儀」)の遣い方に表れているように、ともかく好きだった)。
 最近、ずっと新刊を見かけずさみしく思っていたところだった。嬉しい。
 みなさん、ともか『く村上かつら短編集 1 』とか、『CUE 1』とか、オススメです。『サユリ1号』は、ぼく的にはちょっと難アリでしたが。
 うん、とくに短編集がヨイのです。ぼくも読み返してみようと思います。

ラッキー―Are you LUCKY? (ビッグコミックス)

ラッキー―Are you LUCKY? (ビッグコミックス)


村上かつら短編集 1 (ビッグコミックス)

村上かつら短編集 1 (ビッグコミックス)


村上かつら短編集 2 (ビッグコミックス)

村上かつら短編集 2 (ビッグコミックス)


Cue 1 (ビッグコミックス)

Cue 1 (ビッグコミックス)


Cue 2 (ビッグコミックス)

Cue 2 (ビッグコミックス)


Cue 3 (ビッグコミックス)

Cue 3 (ビッグコミックス)


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→これも「手紙」がキーになっている物語だと思う。物語を手紙で送るなんて、なんて試みとして神聖なんだろうと思う。和田誠さんの画もよかった。井上ひさしって、ときどきやっぱりすごいもの書く人だと思う。夏に読みたい本。

→「livedoor デイリー4コマ*2」でぐらいしか名前を見たことがなくって、全然どんな作品を描く人なのか知らなかったけど、公式ページ(「juicyfruits」)によると、AOLで「今日マチ子のセンネン画報」というネット連載を持っていたり、2005年「ほぼ日マンガ大賞」入賞、2006年文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」受賞など、いろいろ活躍してる人みたい、今日マチ子さん。
 このタッチだと、どうしても「猫村さん」チックだけど、全然違うっぽい。読みたい。

センネン画報

センネン画報

→まだ!、そう!、まだ!、1文字も文校(大阪文学学校)提出用の作品を書き出していないのだけど、実は、ちょっと、次回作は堀江敏幸チックな作品を書きたいと思っており、でも、だからこそ書き出せないのかもしれないとも思っており。
 そんなことはともかく、内容はもちろんだけど、堀江敏幸本のフォントや級数がすばらしいと思う。

回送電車 (中公文庫)

回送電車 (中公文庫)

→フォントや級数について、ちょっと触れたけど、ぼくは祖父江慎と、このミルキィ・イソベさんの装丁というのは、やはり今の日本の装丁界(そんな「界」があるのかどうかしらないけど)においては、なにか、特別な次元にあると思う。立読みしただけで、ゾクゾクした。

ブックデザイン ミルキィ流

ブックデザイン ミルキィ流

ジュンク堂書店(大阪本店)に行く度に楽しみにしてるのが、編集工房ノアの棚。そこに知っている人の名前の詩集が並んでいたので驚いた。はるのさんは、2004年秋在籍時の文校(大阪文学学校)の学生委員会で、幾度かお話したことのある、文校生には珍しい品位ある(?)女性だ。詩のクラスだったので、一度も作品を読んだことはなかったけど、まさか詩集になるほどだったとは。それも編集工房ノアから。帯には高田文月チューターのことばがあった。
 この春、改めて入学したときには、はるのさんはどこか遠くへ引越したと聞いたけど、どうされているのだろう。

レモンしぼり

レモンしぼり

→もともと「暮らしの手帖」に連載されていたものらしい。「君は大丈夫か」は新藤兼人のことばだとあった。ぼくは大丈夫なんだろうか。これもまた手紙形式っぽい。

君は大丈夫か―ZEROより愛をこめて (ちくま文庫)

君は大丈夫か―ZEROより愛をこめて (ちくま文庫)

 ともかく、大型書店に行くと、たくさん気になる本があって、仕方がない。でも、今日はがまんした。

*1:http://blog.livedoor.jp/subekaraku/archives/18114479.html

*2:http://4koma.livedoor.com/creator/profile/c00038.html