事務職の取り扱いがいちばん困る

 体調・心調のなんともいえぬ違和感がぬぐえぬ日々。
 小雨が降り出すなか、朝、いつもの通り、出勤。子どもたちをバス停まで送り出した後、すぐ、指導センターで行われる研修に出席するため、職場を発つ。
 10時前、ギリギリに指導センター着。「給与設計実務研修」、全3回のうちの1回目。経営コンサルタントのS氏を講師に迎えて。もう何年も前に公示された公務員の給与表を用い、年功序列賃金制度を抜けだせていないぼくらの法人も、遅まきながらそろそろ人事制度について、なんらかの改革を行わなければならない。
 今日の研修で興味深かったのは、実は、終身雇用が崩れた現代において、年功序列賃金が「会社側に有利で労働者に不利な制度」だということや、18あるいは20才で学校を卒業して働き始めた新卒者が、お客(利用者)から「ありがとう」と言われる、いわゆる福祉の仕事というのは、世間一般から見れば際立って珍しい職種だということ(本来なら、働いている側がお客に向かって「ありがとうございます」と言うのが筋。でも、これは「教師」にだって言えるな、とぼくは思った)、それから給与の基礎知識としての用語解説(「賃上げ」「昇給」「ベースアップ」の違いや、基本給、属人給、仕事給、年齢給、勤続給、経験給、職務給、職能給、業績給、年俸給)についてなど。
 昼食は谷町7丁目交差点の喫茶店「薔薇屋」にて。「薔薇屋」隣の郵便局で、国土緑化切手購入。
 16時すぎ、研修終了。ぐったり。

 次回以降は、実際にPCを研修に持参して、それぞれの法人独自の給与表を作成してみる作業に入る予定。
 でも、この人事制度改革(とくに等級制度や人事考課制度を用いる際)は、法人のトップの意識はもちろん、じっくり、きっちり職員全体に共通理解されるようにやっていかないと、たんに「(上は)給与カットをしたいだけなんじゃないか」と受け取られがちになってしまうものなんじゃないか、とも思う。
 そうそう、あとSさんが言っていたことで面白かったのは、「人事制度改革において事務職の取り扱いがいちばん困る」ということ。個々の社会福祉法人全体のなかで、人数は少ないは、他の直接処遇職とはまったく違う仕事をしているは、けれどその部門がないことには、仕事はまったく進まないは、で、「(人数の少ない)事務職のみの等級を作成するわけにもいかず、それは『手当』やなんらかの+αで給与を考えていくべき」とのことだった。
 たしかに、ぼくも事務職だけど、仕事の内容のわりには、すごく冷遇されてるな、と思う瞬間が多々あるものな。それは、この仕事に就いて約4年経って、だんだんと気づき始めたところだけど。例えば、こういった研修や、行政が行う各種の説明会にも参加したりして、それを仕事に活かしたりしていても決して「管理職」ではない「一般職」だし、もちろん手当ては付かないもの。