部屋小説?

 長嶋有の新刊『ぼくは落ち着きがない』(光文社)が発売されることを公式サイトにて知る。
 装画が衿沢世衣子ってところがいいです。長嶋有の作品の装画は、大島弓子とか、いつもぜいたく。公式サイトのコメントでは「第八作品集にして第二長編。学園小説でヒトヤマ当てようとヤマっ気を出して挑んだが、題名通りの落ち着きのなさで、かつてみたことない物語に。「本が好き!」連載中の大江賞受賞で筋運びも過激に変化した、面白不可思議青春小説の登場!」とあり、別の紹介では「変わり者の集りで、本を愛する気持ちだけを共有する図書部員たちが、ぎこちないながらも感情をぶつけあったり、親友を思いやったり、将来を夢想したりして青春の日々を送っていく。不恰好ながら何物にも変えがたい輝きを放つ文科系少年少女の学園生活を、第一回大江健三郎賞受賞の著者が描き出す”部室小説”の誕生」とかある。
 部屋小説って、なんだろう。

ぼくは落ち着きがない

ぼくは落ち着きがない

 長嶋有といえば、「STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2008年 07月号」の特集「本は消えない!」にて、海猫沢めろんと対談(「文学と文芸誌のアナザー・サイド2008・春」)しているのを、昨日、文校(大阪文学学校)近くのファミマでチラリと読んだ。「STUDIO VOICE」を置いてるファミマって、その店しか知らない、ってなことは別にどうでもいいのだけど、「海猫沢めろん」という作家は、もうどれくらい前だったか覚えていないけど、たしか4月下旬に、京都shin-biで行われた川上未映子さんのワークショップ*1で、村上春樹羊をめぐる冒険』の一部を「自分語に翻訳してみる」という課題が出されたとき、例として挙げられていたのが、海猫沢めろんさんのものだった。

*1:http://d.hatena.ne.jp/subekaraku/20080428