今夜は自重

 仕事後、文校(大阪文学学校)へ。
 いつもは、職場から自転車で地下鉄千日前線小路まで行って、谷町九丁目から谷町線に乗り換え、谷町六丁目、というルートで向かうのだけど、帰りは雨が本降りになっているかもしれないと思い、今日は久しぶりに近鉄俊徳道から上本町、そこから徒歩で向かった。
 まだ組会(授業)まで時間があったので、いつものとおり、空堀商店街にある喫茶ティファニーで一服。いつものとおり、店には同じクラスのNさんもおり、欠席した先週の組会の様子などを聞く。
 今日の合評作品は、Sさんの作品が原稿用紙80枚、Kさんの作品が120枚となかなかボリュームも内容も濃い作品で、いつもなら20時半〜21時の間に終了し、DAN(お好み焼き屋)に向かうのだが、今日は21時を過ぎてもまだ終わらなかった。
 昨日、速達で届いたSさんの作品は、24歳の女性の難病患者の死に向き合う若い研修医の話。その難病患者が死に至るまでの描写が克明且つ凄惨に書かれてあり、他のクラスの人はその部分をかなり評価していたけれど、どうもぼくは「とおりいっぺん」の描写にしか思えず、さらに、病院内におけるその女性の死に向かう姿は描かれているのに対し、24年間の彼女の人生というものが作品からは伺えず、ちょっと物足りなかった。でも、初めて読むSさんの文章力は確かなものだと思った。
 もう一方のKさんの作品は、企業小説。コンプライアンス(法令遵守)と内部告発、さらにそこに家族の難病が加わるという、まだ未完なのに、現代的でもあり、充分興味深い作品だった。ぼくは、Kさんの作品も初めて読んだのだが、前に、Kさんの書く作品は、突拍子もないかたちで殺人が起こり、その描写がおもしろいと聞いていたので、かなりその辺りを期待して読み進んでいたのだけど、今回の作品はどうやら人は死なないよう。
 組会後、DANで、まず、先日、ある作品を上梓された同じクラスのIさんの合同合評会のための打ち合わせをし(ぼくが企画&チラシ作成担当になった)、それからビールを呑みはじめる。
 いつもならぼくはビールでは物足りず、焼酎ロックを何杯か注文するのだけど、今夜は自重してビール5、6杯(ジョッキに、じゃなく、コップで、ね)呑んで、途中退席。そろそろ体力・気力ともに、ほんとに限界に達してきてる自覚があるから。DANを後にし、傘をさして、上本町まで歩き、近鉄に乗って帰宅。


 帰宅したら、先日、結婚報告の手紙を出した大学時代の友人のSくんから、手紙が届いており嬉しかった。結婚式&披露宴には必ず参加してくれるとのこと。遠いのに、ほんとにみんな、ありがとう。