夜の電車の車窓

 ケータイより更新。
 やっぱり夜の電車の車窓から見える風景は素晴らしい、と思う。
 子どものころ、もちろん、ぼくは電車に乗れば靴を脱いで座席に座って車窓によっ掛かり、ずっと右から左に流れる風景を眺めているような男子だったけれど、当時は夜の風景は嫌いで(何にも見えへんやん、と思うだけ)、靴も脱がず、ただこじんまりと座っているだけで退屈で仕方なく(本を読むわけでもないから)、陽があるのとないのとでは、かなり電車に乗ることに対する積極性が違ったのに、今はむしろ夜のそれを眺めている方が好きなんじゃないか、と思うことすらある。
 それは、たぶん、家々やマンションやビルの灯りや車のヘッドライトやテールランプが灯っていたりして、逆に昼間は見えない、なんらかの「暮らし」や「仕事」が垣間見えるからでもあるけど、真っ暗で目をこらしても何も見えない、そんな、たぶん田畑であったり山々であったり河川であったりする場所が、見えるのがいい。
 でも、そういう真っ暗な場所は、ふだん乗る大阪の都市部では滅多にない(地下鉄はずっと真っ暗ですぐ壁が見えるので別)。
 今夜、改めて夜の電車の車窓から見える風景がいい、と思ったのは、今ちょうど、阪急電車で京都の烏丸→梅田まで向かっている車内にいるからだ。京都を出て、大阪の高槻に入るぐらいまでは、まだ田畑も残っていたり山々がそびえる風景が見える。今日の往路もこの電車を使ったのだけど、山々の緑は若葉がとてもきれいな色を攻め繰り出していて良かった。
 そう、今は川上未映子さんを迎えて行われたワークショップ「ことばの使い方9 -小説3 話すように書く-」@京都・shin-biの第1日目の帰り。

(と、ケータイより更新したのはここまで。以下、帰宅してから)