平積みされていましたよ

 その後、Cはすっかり疲れてしまって、椅子に座って雑誌などを読んだりしていたので、ぼくは、店内をぶらぶら。
 先日よりお知らせしていた扉野良人さんの『ボマルツォのどんぐり』が、新刊コーナーに平積みされていて、初めて実物を目にし、初めて目次を目にし、改めて、荻原魚雷さんが「渋い」と言っていた意味を理解する。装丁は間奈美子(空中線書局)さん、写真は小川熙さんとのこと。 四六版上製本。224頁。
 目次は、この間送られきた「書評のメルマガ」(vol.357)から引用させてもらうと、以下のとおり。

【目次】

花さき鳥うたう現実を拾いに――永田助太郎ノート
寺島珠雄さんの揺れ幅
辻潤と浅草
一人称単数カモイヨウコ
渡辺武信――ある建築家の住居論
空想の選択――「黄色い本」と「空想家とシナリオ」
蝙蝠飛ぶ柳の下にタルホとハルオは出逢ったのか
カメヤマイワオさんからの手紙


戦後民主主義の少女と手作り
ぼくは背広で旅をしない
ユーツなる党派――バット党残照
ポマルツォのどんぐり


坪内祐三『靖国』
林哲夫『古本デッサン帳』
M・J古書簿
 朝比奈菊雄編『南極新聞』
 森九又『空袋男』
吉中太造展図録


きりん 大阪1948―62 尾崎書房―日本童詩研究会
町の律動を捉えて――編集グループSUREの本
『山羊の歌』の作り方


中段を見る――小実昌さんの呉
彼、旅するゆえに彼――田畑修一郎
能登へ――加能作次郎
小田原散歩――川崎長太郎
墓まいり

 残念ながら、Cのメガネを買ってしまったせいで、手持ちがなく、この日は買えず。