セリーグ開幕
金曜日(28日)に観た中田秀夫監督「L change the WorLd」@梅田ブルク7の感想。
公開開始からだいぶ日が経ってるし、観客数はかなり少ないんじゃないかと予想していたけれど、梅田ブルク7という映画館の立地条件の良さや、今ところ大阪近辺で唯一夜の上映をやってることもあったのか、わりとたくさん入っていた(といっても、3〜40名だけど。でも、いつも布施ラインシネマ10で観客10人未満という状況で映画を観慣れているぼくにとっては、充分「大勢」だった)。女性が多かったのは、松山ケンイチ目当てか。気になったのは、全員スーツで着ていた会社の同僚6、7人グループで、会社の同僚たちで観に行く映画でなぜこの作品が選ばれたのか、ぜひ聞いてみたいところだった。
作品の方は、可もなく不可もなく、といったところ。でも、やっぱりこの作品でも、映画「DEATH NOTE」から引き継がれる「優生思想」とまではいかなくても「(地球環境のために)生きているのが不必要な人間がいる→それを抹殺する使命がある」という考え方が元になっており、それに対抗するのが、あと数日しか生きられないことになっているL(松山ケンイチ)だから、「不必要だ決める“権利”はあなたたちにもぼくにもない」と言えるのだろうし、それが説得力をもつのだろうけど、ぼくは、いつもこの種の論理に出会うと、なんとなく「最もだ」と思ってしまうし、そして、真っ先に死ななきゃいけない、少なくとも死ななきゃいけないのは自分だとも思ってしまう。
キャストでいえば、悪役の高嶋政伸は、どうしてもやっぱり悪役足り得ていなかった。最後に生を懇願する場面での悲痛な叫びは、どうしたって「姉さん、事件です」のドラマ「HOTEL」の赤川一平役を彷彿とさせてしまっていたし、これまた悪役の工藤夕貴の悪の立脚点が中途半端。ただ、やっぱり福田麻由子は、すごいなぁと思った。ドラマ「白夜行」や、「女王の教室」でもそうだったけど、なんらかの宿命を抱かされた少女役を演じさせたら、今のところまだ、彼女がいちばんなんじゃないかと思う。
21時すぎ、上映終了。
梅田ブルク7という映画館は、初めてだったけど、これといって特筆すべきこともない、ただのシネコンだった。そこでしか上映していない映画があるとか、よほどのことがない限り、もう行かないと思う。
ちなみにCは「最近観た映画のなかでいちばん良かった」という感想。
この日は、そのまま、C宅へ。お茶漬け食べながら、セリーグ開幕戦のニュース見て、すぐ寝た。阪神が開幕戦勝ったことなんて久しぶりなんじゃないかな。東国原英夫が出るという「朝まで生テレビ」見たかったけど、強烈な睡魔で無理だった。