執着心
昨夜(ゆうべ)、寝る前に、山田芳裕『度胸星 4』(完結巻)を読んだ。
読む前から「傑作だけれど、不完全燃焼な物語の終結(突然の連載打ち切り)」という噂は目にしていたから、そんなに驚きはしなかったけれど、これがもしその噂を知らないで読んでいたとしたら、たぶん、とても驚いたと思う。
他の山田芳裕作品にも見られる、激しい「執着心」みたいなのはこの作品にもしっかりとあって、それは火星に行きたいという宇宙飛行士を目指す主人公・三河度胸とその仲間たちであり、先に人類初の火星着陸を果たすも謎の「超立方体・テラセック」に仲間のクルー全員と着陸船を破壊されたスチュアートが、火星でたったひとり、その謎の物体の正体を突き止めようとする意志であったりする。
ぼくは、この山田芳裕作品に流れる「執着心」みたいなのが好きだ。
おそらく、突然の連載打ち切りという状況がなければ、「超立方体・テラセック」の謎がもっとわかっただろうに。数学・物理学的理解の乏しいぼくとしては、4巻内の説明だけでは、理解不能…。

- 作者: 山田芳裕
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/02/22
- メディア: コミック
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