最後のCメール

 そして、今日、仕事帰りにauショップに立ち寄り、本日付けで解約手続きを済ませてきた。
 利用が2年に満たないので、解約手数料は9,975円かかり、来月の通話料といっしょに引き落とされるとのこと。ちょっと無駄なような気もするけれど、すっきりもした。
 そもそも、ずいぶん前からJ-PHONEvodafoneSoftbank利用者であったぼく(別にこれといってSoftbankに利便性を感じているわけでは全くない。月に300円で指定した1回線と時間に関係なく通話し放題の「LOVE定額」のみが魅力。だから、まだvodafone時代の旧料金体系でこれからも踏ん張るつもり)がauケータイを持ち始めたのは、去年の春、母の病気が発覚し、au利用者だった母との連絡のために契約したのがきっかけだったし、母が退院する11月中頃までは毎日のようにメールや電話で母と連絡をとっていた。
 けれども、母の退院を機に、ぼくが鬱になり、さらに連絡をとる必要も元気もなくなり、今日の「解約」となったわけだけれど、あの母の入院中の半年間、この小さな通信機器が母の喜び、あるいは落胆の声そして文字をぼくに伝え、ぼくもそれに返答してきた積み重ね、また、そうした状況に耐えられなくなったぼくの声や文字を知人たちに伝え、それに彼や彼女らが返答してきてくれたことを思うと感慨深くなってしまうし、「すっきりもした」のだけれど、やっぱり不義理な感触も残ってしまう。
 昨夜、もちろん、母にも解約することをメールで伝えたわけだけれど、母の返事は「それがいい。もったいない。ずっとそうした方がいいと思ってた」みたいなものだった。
 すばやいなぁ、と思ったのは、auショップで解約手続きを済ませ、帰宅し、最後に母に「Cメール」(家族間は無料)をしようと思ったら、数時間も経ってないのに、もう電話のディスプレイに「この電話は使用できません」みたいな表示が出ていたこと。