空撮が好き

 仕事後、ポール・グリーングラス監督/マット・デイモン主演「ボーン・アルティメイタム」(DVD)を布施ラインシネマ北館で。
 ダグ・リーマン監督「ボーン・アイデンティティー」(2002)、ポール・グリーングラス監督「ボーン・スプレマシー」(2004)に続く第3弾にて完結作。
 ぼくは、自分がマット・デイモンに似ていると昔誰かに言われたことを除いても、彼の関わっている作品はわりと観たいと思うのだけど、この「ジェイソン・ボーン」という役は、初めてと言っても良いほどの彼の当たり役だと思う。壮大なアクション映画でありつつ、主題は<自分探し>あるいは<失われた記憶>みたいなものも、ありふれてて良い。マット・デイモンというのは、当人はいたって真剣だけど周囲から見るとつねにヌけてる、というキャラがいちばんよく似合うんではないか。でも、ほんとうはそう思わせておいて、実はわりと深い役柄が。
 それにしても、このシリーズでぼくが好きなのは、今作を観ても思ったけど、アクションが「肉を切って骨を断つ」手法で、決して主人公が超人ではないところ。ガリガリ、ギシギシ、言わせて、自分もかなり傷を負いながら敵を倒す(あるいは、あえてトドメをささない)というタフな繰り返しなのがいい。そして、今回も、ロンドン、タンジール(モロッコ)、ニューヨークなど、このシリーズでは世界の街並が味わえる。空撮が好き。

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ボーン・アイデンティティー [DVD]

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ボーン・スプレマシー [DVD]

ボーン・スプレマシー [DVD]