失われたもの
母宅に寄り、荷物を下ろしてから、自宅に帰って来たのは20時すぎ。阪神×中日のクライマックスシリーズ(第1戦)中継では、もうすでに阪神がボロ負けだった。田尾安志と片岡篤史の実況を聞きながら、実家から持って帰って来たアルバムをペラペラめくった。
左の写真は「昭和50年1月12日」とあった。まだ生まれて5ヶ月のころ。昔のぼくはなんと凛々しい目をしていることか。今じゃ汚いものを見過ぎて、ドロドロなのに(中)。
少しアルバムを見たなかで、ぼくがいちばん気に入ったのは、この右の写真↑。愛されていたことを思った。ゴミ箱のなかでこんなにスヤスヤ寝ている少年をぼくは知らない。
30年近い前の自分の写真をさらけ出すことには抵抗があるけれど、もはやまったくもって「別人」と言っても過言ではないので、それほど恥ずかしい気はしなかったりもする。


