村上春樹より新しい年代の独自な作家
16時半前後、会場を出る。北口に渡って、アクタ西宮内のジュンク堂へ。
母に「クロワッサン 2007年 7/25号」と加藤登紀子『青い月のバラード』を、自分用に、伊井直行『濁った激流にかかる橋
』(講談社文芸文庫)を購入。
その後、なんだかグッタリきていたので、珈琲館で一服。一服しながら、『濁った激流にかかる橋』をパラリと読んで、とても驚いたのは「解説」が笙野頼子! はっきり言って、難しいことはわからないけど、笙野頼子と伊井直行って「真逆」ぐらいのイメージがぼくにはあったから。彼女自身もその解説で「俺の『敵』」と書いている。でも、彼女はこの「解説」を「俺はこの大きな愛される作家の、コアなところを、新しい読みとして呈示するために書いているのだから。つまりは、村上春樹より新しい年代の独自な作家であるという面をである」と書き、伊井自身が解説を「笙野以外に書かせたい人間はないと言っ」たのだという。
それから、もうひとつ驚いたのは、講談社文芸文庫お決まりの「年譜」を伊井自身が書いているということ。作者自身による「年譜」というのは、そう珍しくもないことなのだけど、ここまで主観的な「年譜」をぼくは読んだことがない。そして、その引越しの回数ったら!
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