Hくん
仕事後、名古屋から来たHくんと布施で待ち合わせ。17:30。
後で話しながら判明したのだけど、どうやらHくんとは約2年ぶりの再会だったらしく、でも、そんな感じもせずに、すぐに駅近くの居酒屋(薩摩地鶏が名物のチェーン店)に入り、ビールで乾杯して話し始めた。
Hくんと知り合ったのは、もうかれこれ14〜5年前のこと。ぼくが名古屋で大検(今は「高卒認定試験」っていうんだっけ?)の予備校に通っていたころだ。同い年。Hくんとぼくとは同じ年(1995年)の3月にその予備校を出て、Hくんは震災の影響が濃く残っている神戸の音楽系専門学校へ、そしてぼくは東京の大学へ進んで、以後、まったく接点がなかったのに、ずーっと続いている大切な、かなり大切なぼくの少ない「友人」と呼べる人のひとり。お互い鬱気質を持っているということは、かなり重要な接点なのだけれど。
その後、Hくんもいろいろあって、名古屋にある介護系の専門学校を卒業し、5年前から地元の特別養護老人ホームで働き出した。そして、ぼくもいろいろあって、3年前から今の職場で働き出し、施設種別は違うけれど、お互い社会福祉業界に身を置くことになった。さらに、Hくんも職場の配置転換で、今は事務職に就いているという。これもなんだか不思議なことだ。
なので、まず、仕事のこと、福祉施設のなかでの事務員という微妙な立場のことなどを話したり、2年前、Hくんに初めてできた恋人のことを話したり(この前の3月に別れちゃったらしいけど!)、あとは、Hくんの最高の趣味である「鉄道話」に華を咲かせたりして、23時すぎまで。
実は、Hくん、その日もわざわざ去年開通した地下鉄今里筋線に乗りたいがために、待ち合わせ時間よりかなり早い時間に大阪に着いて今里と井高野を往復してきたらしいし、本来ならもっと早く大阪に着いて、最高時速が110kmから115kmにUPして、梅田−三宮間の時間が30秒だったか1分だったか縮まった阪急神戸線にも乗りたかったみたい。その5kmのスピード差、そして30秒だか1分を体感したいというHくんの鉄道熱は、ぼくの比じゃない。